歴史沿革
– SINCE 1690 –

元禄3年(1690年)、浅草清島町(現在の東京都台東区東上野)に松屋伊兵衛(後に利兵衛と改名)の創業以来、松屋と称して代々、和紙・金襴・緞子・表具・表装・材料製造・卸商を営み、明治中期より壁紙・襖紙の製造・卸、壁紙輸入を開始しております。昭和8年(1933年)には京橋槙町に京橋店を出店。

「池袋松屋」は、昭和23年(1948年)豊島区雑司が谷(東京都豊島区南池袋/現在は「池袋ラボ」)に松屋の業態を継承した兄弟会社として設立。昭和39年(1964年)には工事部門を併設。安藤建設様、清水建設様等お取引開始。

昭和54年(1979年)には、新規事業にデベロッパー各社様、三井不動産様、野村不動産様等のマンション向けオリジナルデザイン提案、壁紙製造を開始。一時期は野村不動産様の全国のマンション壁紙を年間100万㎡製作しました。一社で材料企画デザインから製造、施工工事完了までの一貫(川上から川下まで)システム(Total Integrution)実現の会社は、当時は当社だけであり、懸命に建設内装工事業に寄与しつつ社業を着実に成長させ、清水建設様、鹿島建設様、戸田建設様、前田建設工業様をお得意様として、現在ご指導いただいており、有難いことと感謝しております。皆様のお陰様にて平成24年(2012年)本社を京橋(東京都中央区京橋1丁目)に戻して、長期的視野を持つ会社、伝統技能を保持する会社、継続は力なりと、今日に至っております。

未来の建築は単なる生活の場、職場の建物にとどまらず、日本の風土・環境・歴史・文化・芸術・工芸等を背景とした人間にとっての、心のやすらぎ、健康・安全でより高い建築空間作りを求められることになるでしょう。「仕事の第一はお客様をお喜ばせすること」との私たち「チーム池袋松屋」の使命は常に最高の質を、(期待より一段高いレベルの仕事を)幸せで豊かな建築空間作りを目的にして、チーム全員互いに心と技を練磨し、社会性ある“会社存在“で、あり続けます。